こんにちは。
自分らしさ回復カウンセリング
心理カウンセラーの田中ここみです。
普段は実際のカウンセリングで得た気づきをクライアントさんの了解を得て、匿名でシェアすることが多い私ですが、今日は、自分の体験で心の底から感じたことを書いてみようと思います。
自己受容や、アダルトチルドレンによる生きづらさにもつながる内容です。
「私は愛されない」

私はごく普通の家庭に育ちました。経済的には苦しかったようですが、習い事など、やりたいことは何でもやらせてもらえる環境でした。
両親がいて、兄弟がいて、一見ごく普通の家庭です。それなのに、私の心の中にはいつの頃からか「私は愛されない」という思い込みができていました。
親から愛されていなかったという意味ではありません。むしろ、今振り返ると、親なりの愛情があったこともわかります。それでも、私の心の中では、「ありのままの自分では愛されない」という感覚が、根深く残っていました。
もともと私は、完璧にやりたい、失敗したくないという気持ちが強いところがありました。
親に対しても、友だちに対しても、「こうあってほしい」と、完璧を求めていたのだと思います。でも、現実は思い通りにはなりません。
そのたびに傷つき、絶望し、いつしか、「私は愛されない」という思い込みが、私の中に根づいていったのだと思います。そして、その苦しさを埋めるように、「周囲から愛されるためには、どうしたらいいか」を基準に生きるようになりました。
頑張って、頑張って、愛されようとする。
頑張って、認めてもらおうとする。
だから、毎日ものすごく消耗する。
生きづらい。
そんな状態でした。
自分のやりたいことや、心から望んでいることを頑張るのであれば、疲れても、根本的には「やりたい」というエネルギーが湧いてくると思います。
でも、私が頑張っていたのは、「愛されるため」でした。だから、どれだけ頑張っても、満たされず苦しかった。
でも、この苦しみは、親が悪いわけでもありません。
友だちが悪いわけでもない。
もちろん、自分自身が悪いわけでもない。
「じゃあ、仕方のないことなの?」
そう考えたこともあります。
でも、これについては、今も答えを出していません。
無理に答えを出す必要もないのかな、と思っています。なぜなら私は、その苦しさから抜け出すための、別の答えを知ったからです。その答えは、最後に書きます。
愛されてもどこか満たされない

成長するにつれ、周囲から「愛されたい」という気持ちは、「認められたい」という意味も含まれるようになっていきました。もちろん、シンプルに、人として愛されたいという願いも、ずっと根本にありました。
毎日、必死で愛されるため、認められるための行動をとる。
すると、少しずつ結果が出始めました。
「すごいね、頼りにしてる」
「頑張っているね。むりしないでね」
「好き」
「大切にする」
「守ってあげる」
そんな言葉をたくさんかけてもらえるようになりました。でも、その嬉しさは長く続きませんでした。
一瞬は嬉しい。
なのに、なぜか満たされない。心の奥に、ぽっかり穴があいているような感覚。
頑張っても、頑張っても埋まらない。
人に恵まれている。
大切にしてもらっている。
幸せなはずなのに、なぜか満たされない。
この虚無感が、本当に苦しかったです。
愛されても満たされなかった本当の理由

あれほど「愛されたい」と願って、毎日頑張っていたのに、なぜ満たされなかったのでしょうか。
私が気づいた答えは、
自分で自分を愛していなかったから。
でした。周囲から愛されるために頑張る一方で、
「このままの自分ではダメ」
「もっと頑張らなければ」
と、自分自身を無意識に否定し続けていたのです。
だから、どれだけ人から愛情をもらっても、心の奥にある「愛されない」という感覚は埋まりませんでした。
人に愛されることと、自分が自分を愛するすること。
この2つは、同じではなかったのです。そのことに気づいたとき、私は初めて、「もしかしたら、ここが私の生きづらさの根っこだったのかもしれない」と思いました。
もちろん、気づいたからといって、すぐに自分を大切にできた(愛せるようになった)わけではありません。
むしろ、そこからが大変でした。
自分を大切にするって、どうするの?
今まで人から愛されるために頑張ることばかりしてきた私には、自分を愛する方法がわからなかったのです。人間って、本当に厄介です。
でも、だからこそ、自分の心を知っていくことには意味があるのかもしれない。今は、そんなふうに思っています。「自分を愛する」とは、具体的にどういうことなのか。
そして、どうすれば「愛されるために頑張る生き方」から抜け出して、自分らしく生きられるようになるのか。
この続きは、また別のブログで書いてみようと思います。