こんにちは。
自分らしさ回復カウンセリング
心理カウンセラーの田中心実(ここみ)です。
人間関係の悩み、あがり症、アダルトチルドレンなどの生きづらさを抱えている方へ、心の力を引き出す「自分らしさ回復カウンセリング」を行っています。
かつての私は、「愛されない不安」「孤独」「人間関係の苦しみ」「あがり症」など、様々な生きづらさを感じて生きてきました。
アダルトチルドレンとして育った過去の心の傷が、私を苦しめていたのです。
この気づきが私の人生を大きく変わりました。
カウンセリングを通じて、本来の自分らしさを取り戻し、自分らしく生きられるようになった今、かつての私と同じように苦しむ方々をサポートしたいと強く願っています。
どんな道のりで変わることができたのか詳しいプロフィールはこちらです。

「愛されない不安」幼少期に芽生えた感情

もの心ついた頃から、心の奥にぽっかりと穴が開いているような感覚を持ちながら、幼少期を過ごしました。
家庭は経済的に厳しく、両親は必死で働く日々。
私を育てるために一生懸命だったと頭では分かっていました。
それでも、小さな私は「もっとこっちを見てほしい」「もっと一緒に遊んでほしい」と願っていたのです。
本当は甘えたいのに我慢し、甘え方がわからない。
もっと遊んでほしいのに、「お母さんと遊びたい」の一言が言えない。
そうして少しずつ、自分の感情にフタをすることを覚えていきました。
そんな中でも、両親のできる限りの愛情を注いでくれていました。
しかし、ただ愛されるだけでは満たされず、「完璧に愛してほしい」という欲求が心の中で膨らんでいきます。
そしてそれが叶わないたびに、「私は愛されない」という思い込みが、少しずつ深く刻まれていきました。
この時期に芽生えた「満たされない感覚」と「本当の自分を隠すこと」は、その後の人間関係のベースとなり、長く私を苦しめることになるとは、この頃の私はまだ知る由もありませんでした。
孤独感「友達ができない」小学生期

小学生になると、友達との関わりが一気に広がりましたが、孤独の始まりでした。
友達のちょっとした言い方や態度が、自分のイメージと違うと感じた瞬間、「その言い方はおかしい」と強く非難するような子どもになっていました。
家庭で身につけた「完璧に愛してほしい」という満たされない感情が、形を変えて友達関係に影響を及ぼしていたのです。
自分の中にある「正しさ」や「こうあるべき」から少しでも外れると、相手を受け入れられない。完璧主義の始まり…….。
「完璧でなければならない」という暗黙のルールを、自分の中につくりあげ、それに従わせようとしていたのです。
当然、友達が寄ってきてくれることも少なく、自分からも積極的に関わりに行けない。
放課後は帰宅して、一人テレビを観て過ごしていました。
友達との遊びを通して大切な人間関係を学べる時期に、孤独感でいっぱい。
そんなときも、親に相談したり、甘えたりしたかったけど、どうやって甘えるのか、方法がわかりませんでした。
「劣等感と虚無感」学生時代の葛藤

小学生期に味わった孤独感は、その後の学生生活へと持ち越されました。
本来なら仲間と励まし合い、失敗も笑い合いながら成長していけるはずの青春の時間。
けれど私にとっては、心から楽しめない、苦しい時間でした。
部活でも勉強でも、うまくいかない理由をどこかで他人のせいにしてしまい、周囲との協力の仕方がわからない。
心の中のいろいろな気持ち──怒り、悲しみ、嫉妬、不安──を素直に出せず、置き去りにしてしまっていました。
他人の成功を素直に喜べなかったり、全てを他者と比較するようになっており、劣等感でいっぱい。
「ちゃんとすれば認められる」
「結果を出せば褒められる」
そんな思考がいつの間にか自分を支配し、成果でしか自分の価値を測れなくなっていました。
やってもやっても満たされず、不満ばかりが心に溜まっていきました。
結果しか考えていないので、努力をしても達成感がなく、心の奥の空虚感は埋まることもありませんでした。
一番の後悔は、学生時代にしかできない「仲間と何かに夢中で取り組む経験」を持てなかったことです。
劣等感と虚無感しか残っていません。
「恐怖と絶望」社会人時代の心の限界

社会に出てからも、生きづらさは消えませんでした。
むしろ、完璧主義で自分を追い込む気持ちは強くなっていきました。
私はいつも「どう評価されるか」にばかり意識が向いていました。
褒められれば嬉しい。
褒められなければ嬉しくない。
少しのミスで激しく落ち込む。
完璧じゃなければ、自分には価値がない──そう思っていました。
職場でも「いい人」「頼りになる人」を演じ続けていました。
残業を頼まれれば断れず、理不尽な要求にも「大丈夫です」と答えていました。
本当は限界だったのに、弱音を吐くことができませんでした。
さらに厄介だったのは、自分だけでなく、他人にも厳しく接していたことです。
ちょっとした予定の変更にイライラしたり、体調不良で休んだ同僚に冷たい目を向けてしまうことさえありました。
私はこんなに頑張っているので、あの人はなぜ頑張らないないのか?──そんな怒りが心を支配していました。
そんな毎日を繰り返していたある日、突然「あがり症」の症状が現れたのです。
人前で話すときに、手が震える、頭が真っ白になる──。
自分でも信じられないほどの不安と恐怖に、心が支配されていきました。
「こんな自分は見られたくない」「かっこ悪い姿なんて絶対にダメ」「完璧でない自分には価値がない」 そんな思いが、あがり症をさらに悪化させていきました。
評価されることだけを支えにしていた私は、どんどん追い詰められていき、ついに、15年続けた仕事を手放しました。
一言でいえば「逃げた」のかもしれません。
でも、あの出来事こそが、私にとって人生の転機でした。
心理学・カウンセリングとの出会い

・言葉との出会い
「どんな感情にも意味がある。何のメッセージか向き合ってみる」
その言葉に、張り詰めていた心が少しゆるむのを感じました。
「ネガティブな感情は感じちゃいけない」「いつも前向きでいないといけない」そう思い込んできた私にとって、この言葉は衝撃でした。
長年、自分の感情にフタをし続けてきた私にとって、感情を受け入れるということ自体が未知の体験でした。
それをきっかけに、カウンセリングを受けてみました。
最初は抵抗があったけれど、自分が変わることへの期待で勇気を出すことができました。
話すうちに、自分の中にあった感情が少しずつ顔を出してきて、「こんなふうに感じていたんだ」と、自分自身に驚くことばかりでした。と、同時に涙が止まりませんでした。
・自分らしさを取り戻した転機
そこから、私はゆっくりと自分の心と向き合っていきました。
完璧じゃなくてもいい。
人に頼ってもいい。
間違えても、大丈夫。
怒りも、悲しみも、不安も、すべて意味のある大切な感情だということを知れば知るほど、悩みが軽くなっていきました。
すると、心の奥で望んでいた「自由」が見えてきました。
「自由」な気持ちで周囲を見渡してみると、人の温かさを感じ、自分を大切にしたい気持ちが湧いてきました。
アダルトチルドレンとしての生きづらさから解放され、「自分らしさを回復し始めた瞬間」が訪れたのです。
自分の経験を活かしてカウンセリングをする想い
私は、かつての自分のように、
- 「完璧主義で生きづらい」
- 「生きづらさの正体がわからない」
- 「とにかく人間関係がしんどい」
- 「あがり症で人前に出るのが怖い」
- 「自分の感情がよくわからない」
- 「NOと言えずに疲れ果ててしまう」
- 「親との関係に悩んでいる」
- 「他人の幸せを素直に喜べない自分が嫌い」
そんな悩みを抱えている方にこそ、安心して話せる場所が必要だと感じています。
カウンセリングは、決して特別な人が受けるものではありません。
本当の気持ちに耳を傾け、自分をゆるし、少しずつラクになっていく──そんな小さな回復の一歩を踏み出せる、自分のための時間です。
人間関係の悩み、あがり症、アダルトチルドレンなどの生きづらさを抱えている方へ。
あなたの心の力を引き出し、自分らしさを回復するカウンセリングを提供しています。
誰にも言えずに抱え込んでいる苦しさがあるのなら、その気持ちを、ここで少しずつ話してみませんか?
あなたの中にある「変わりたい」という想いに、私は寄り添い続けます。
あなた自身が、自分の一番の味方になれるように。そのお手伝いができたら、嬉しいです。
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