こんにちは。
自分らしさ回復カウンセリング
心理カウンセラーの田中心実(ここみ)です。
皆さんは、自分に声をかけることはありますか?
「そんなのしたことない」と思う方も多いのではないでしょうか。
でも考えてみると、他人には「ありがとう」「大丈夫?」「頑張ったね」と自然に声をかけるのに自分にはほとんど声をかけていない…そんな人が少なくありません。
私たちはつい「頑張らなきゃ」「もっとできるはず」と自分を追い込みがちです。
けれど、誰よりも近くで支えてくれるのは“自分自身の声”です。
自分に声をかけること=気持ちに寄り添うこと

ズバリ、自分に声をかけることは 自分の気持ちに寄り添うこと です。
人は、誰かに優しい言葉をかけられると安心したり、励まされたりしますよね。
同じように、自分に声をかけることで心が和らぎます。
心は目に見えない分、つい後回しにされがちです。
けれど、声をかけるという小さな習慣が、心に寄り添う第一歩になります。
どんな声をかけたらいい?

「でも、どうやって自分に声をかければいいかわからない…」
そんな方におすすめなのが、他人から言われて嬉しい言葉をそのまま自分に言うこと。
たとえばこんな言葉です。
- ありがとう
- 助かったよ
- 好きだよ
- 可愛いね
- 素敵だね
- よくやったね
- 頑張ったね
これらの言葉、誰かに言われたら心が温かくなりますよね。
その感覚を自分でも味わえるように、自分自身に投げかけてみましょう。
具体例

朝起きて家事をこなしたときに「えらいね、私」。
仕事で小さなタスクを終えたときに「ありがとう、頑張ったね」。
鏡の前で笑顔を作ったときに「今日の私、素敵だな」。
声に出すのが照れくさいなら、心の中でつぶやくだけでも構いません。
最初はぎこちなくても、少しずつ心にしみこんでいきます。
自分に声をかけるメリット

自分に優しい言葉をかけることで、こんな変化が訪れます。
- 失敗しても過度に責めなくなる
- 小さな達成感を感じられる
- 心が軽くなり、人に優しくできる
- 「頑張りすぎ」が自然と緩んでいく
つまり、自分で自分を大事にすることが、周囲との関係も穏やかにするのです。
マインドハグ

この「自分に優しい言葉をかける」ことも、心を大切に抱きしめる マインドハグ です。
心はいつも、あなたと一緒にいます。
だからこそ、他人に求める言葉を待つのではなく、自分で自分にプレゼントしてあげる。
それが、心を満たすいちばんの近道です。
まとめ
あなたは最近、自分に優しい声をかけていますか?
もし「全然していない」と思ったなら、今日からほんの一言でも始めてみてください。
完璧にやらなくても大丈夫です。
小さな言葉が積み重なることで、「頑張らなきゃ」と縛られていた心が、少しずつほどけていきます。
マインドハグは、そんな“自分の心を抱きしめる習慣”を一緒に育てていくことができます。
自己肯定感が低く、生きづらいとお悩みの方にぜひ取り入れていただきたい習慣です。
あなたの心をラクにする一歩を踏み出しませんか?