不安に強い人・弱い人の違いとは?

こんにちは。
心の力を最大限に発揮するためのカウンセリング
心理カウンセラーの田中心実です。

あなたは、不安を感じやすいタイプですか?

たとえば──
・大事なプレゼンの前に「うまく話せなかったらどうしよう」
・子どもの新学期前に、無駄に不安になる


そんなふうに、頭の中で不安が膨らみ、不安に支配されてしまうことはありませんか?


実は、「不安そのもの」は誰にでもある自然な感情です。



ただ、「不安との向き合い方」には大きな違いがあります。

同じように不安を感じても、
・すぐに気持ちを立て直せる人
・どんどん不安に飲み込まれてしまう人
この2タイプに分かれることが多いのです。

そして、この“向き合い方の違い”が、日々の選択や人間関係、果ては人生そのものにまで、大きな影響を及ぼしていきます。

今回は、不安に強い人と弱い人の違いについて、そして「不安とうまく付き合っていくヒント」をお伝えしていきます。

不安は「消すもの」ではなく「扱うもの」― 強い人はここが違う

ズバリ、不安に強い人は、「不安=悪いもの」と思っていません。

不安を感じても、否定せずに受け止め、必要に応じて冷静に対処する。



それができるから、心が乱れにくく、落ち着いて行動できるのです。

一方で、不安に弱い人ほど「こんな不安を感じてはいけない」「不安はすぐに消さなきゃ」と、感情に振り回されてしまいます。


結果として、不安はどんどん大きくなり、不安を中心に生きている状態になってしまいます。

大切なのは、不安をなくすことではなく、不安の取り扱い方を知ること


それだけで、あなたの気持ちの余裕や行動力は大きく変わっていきます。

不安に強い人と弱い人、その決定的な違いとは?

たとえば、同じように仕事でトラブルが起きたとします。

不安に弱い人は、こう考えます。
「また評価が下がるかも」
「なんでこんなにうまくいかないんだろう」

不安を“自分の否定”へと変換させてしまっています。


結果として、自分の状態を良い方向へ進めることはできません。

一方、不安に強い人は、こう考えます。
不安を感じても、「トラブルが起きて、不安なんだな」とまずは受け止めます。


そして、頭の中でこうつぶやきます。

「どうしよう…でも、できることをやってみよう」
「一人で抱えなくてもいい。誰かに聞いてみようかな」

不安がある中でも、小さな行動に目を向けるクセがついているのです。


特別ポジティブなわけではありません。


ただ、「不安があっても、その不安を受け止め、小さな行動に目を向けている」だけです。

大きな不安を前に、無理に前向きになろうとせず、「できそうなことを1つだけやってみる」



その小さな積み重ねが、結果として「不安に強い人」をつくっているのです。

あなたは、どちらのタイプ?― 不安との向き合い方、振り返ってみませんか?

あなたは、どちらのタイプに近いでしょうか?

不安を感じたとき、つい起こってもいないことをあれこれ妄想していませんか?

もし心当たりがあるなら、今がチャンスです。



ここから「不安に強い自分」に近づいていきましょう!

不安との向き合い方~調簡単2つのステップ

不安を感じたら、「今、不安なんだな」と言葉にする
 → 感情をそのまま見つめるだけで、少し落ち着けます。

「今の自分にできること」を1つだけ行動する
 → 小さな一歩が、不安を確実にやわらげてくれます。



不安を完全になくすことはできません。


でも、「不安に強い自分」は、誰でも少しずつ育てていけるのです。

不安に振り回されない自分を育てよう

不安は、なくすものではありません。


むしろ、不安があるからこそ、人は慎重になれたり、努力ができたりもします。

大切なのは、不安に飲み込まれるのではなく、
不安を感じたら、「今、不安なんだな」と言葉にする
「今の自分にできること」を1つだけ行動する


その力は、今この瞬間からでも少しずつ行動に移して、育てていくことができます。


あなたも、不安に強くなる!方向を目指してみませんか?

不安を抱えたまま頑張るあなたへ

もし今、「不安に振り回されてしんどい」


そんな思いを抱えているなら─

私が行っているカウンセリングでは、不安やモヤモヤに振り回されず、落ち着いた心で人と関われる自分を育てるサポートをしています。

ひとりで抱え続けなくても大丈夫です。


自分の気持ちを整理しながら、不安に強い自分を育てていきましょう!