ストレスをため込んでしまう人、うまく解消できる人の違い

こんにちは
心の力を最大限に引き出す
マインドパフォーマンスメソッド
心理カウンセラーの心実(ここみ)です



私たちは日々の生活の中で、さまざまなストレスを感じながら生きています。


仕事や人間関係など、ストレスの原因は避けられないものが多いですよね。


仕事や人間関係のストレスを感じた時に、ストレスをため込んでしまう人 と、うまく解消できる人 がいます。


この記事では、ストレスをため込みやすい人うまく解消できる人 の違いについて、詳しく見ていきます。


カギとなるのが、「潜在意識とストレスの関係」 です。


私たちは普段、何かをするときに「こうした方がいい」と考えますが、実は無意識のうちに「こうでなければならない」と思い込んでしまうことがあります。


この 無意識の思い込み の正体が 潜在意識 です。


実は潜在意識の働きが、ストレスの感じ方に大きく影響を与えているのです。





「こうでなければならない」という思い込みが強い人は、物事に対して「正しさ」を強く意識しています。

そのため、自分の中にある「正しいイメージ」と現実がちがってしまうと、思い込みがゆらぎ、ストレスを感じやすくなります。

一方で、ストレスをうまく解消できる人はどうでしょうか?

物事に対してあまり「正しいイメージ」を意識していません。

「正しいイメージ」にこだわりすぎないということは、「ミスをしてもいい」と柔軟に受けとめる余裕がある、ということでもありますね。






例えば、人前で話す場面を想像してみてください。



ストレスを抱えやすい人は、人前で話すことに対して、それほど意識していないつもりでも、潜在意識中では「正しく話さなければ」という思い込みが働いています。



そのため、本番前の心理状態として「ちゃんと話せるだろうか」といった不安がどんどん膨らみ、ストレスを感じます。


そしていざ、本番が始まり、途中、言い間違えたりすると、それが頭から離れず、その後の話に集中できなくなります。


話し終えた後も、「もっとこうだったらよかったのに」と考え、気持ちが落ち着きません。


「次こそはきちんと話さなければ」と思いながら、また同じ不安を抱えることになります。



一方で、ストレスをうまく解消できる人の潜在意識は「正しくはなさなければ」というこだわりがさほどありません。


つまり、「ミスすることもある」と自然に受け止めることができています。


ですから、本番が近づいても必要以上に不安にならず、リラックスした状態で臨むことができます。

実際に話し始めても、緊張しすぎることもなく、リラックスした状態で話せます。


たとえ、途中で思うように話せなくても、そのことにとらわれすぎず、そのまま話続けることができます。


振り返って「ここはこうすればもっとよかったかも」と思うことはあります。


しかし、「正しく話さなければならない」という思い込みがないので、強いストレスにはつながらないのです。


私たちがストレスをため込んでしまうか、うまく解消できるかの違いは、潜在意識が深く関係しています。

ストレスをため込みやすい人は潜在意識が「正しくしなければ」という思いこみが働いています。


一方、ストレスをうまく解消できる人は、潜在意識が、「ミスすることもある」、と自然に受け止めることができています。

今回は潜在意識がストレスにどう関係しているかについて、みてきました。



どうでしたか?潜在意識とストレスの関係を考えてみると、楽に生きられるヒントが得られるかもしれないですね。


ストレスをため込みやすくて、「なんだか生きづらい」と思っている方へ。


すこしだけ勇気を出して、楽に生きられるヒントを見つけてみませんか?