【夫婦関係】もう限界、と思った時に読んでほしい。修復か別れかではなく「大切にしたいもの」の見つけ方

パートナーとの関係に悩み、このページに辿り着いたあなたへ。 今、あなたは本当によく頑張っていますね。
「もう限界かもしれない」 「でも、本当にこれで終わりにしていいのかな……」

毎日、出口のない迷路の中にいるような、胸が締め付けられるような思いで過ごされているのではないでしょうか。
友人や家族に相談しても、「もっと話し合えば?」と言われたり、逆に「そんな相手、すぐ別れなよ!」と決めつけられたり。周りの言葉にも、心を揺さぶられ、さらに孤独を感じることもあるかもしれません。

今日は、あなたがこれ以上ひとりで苦しまないために、 感情の波に飲み込まれそうな時に、ふと立ち止まって確認してほしい「心の苦しみを抜け出し、自分らしく生きるためのヒント」について、私自身の実体験を踏まえて、お伝えしていきたいと思います。

私は心理カウンセラーとして活動していますが、実は私自身も、かつては出口のない迷路の中で15年もの歳月を過ごしてきました。

私の結婚生活は、15年以上もの間「いつ離婚してもおかしくない状態」でした。26歳で結婚しましたが、直後から義家族との関係に悩み、悶々とする日々。新婚のはずなのに、どこか夫婦仲が悪い。そんな違和感から始まりました。

27歳で、夫の不貞が発覚しました。 32歳でも、2度目の不貞。
その度に、お互いの溝は深まり、ケンカが絶えなくなりました。持病の影響で子供を授かることが難しく、将来へのビジョンのすれ違いも増えていきました。

35歳から40歳までの記憶は、実はあまり残っていません。 それほどまでに、心は「冷戦状態」で麻痺していました。一緒にスーパーへ買い出しに行き、ご飯を作り、家事を分担する。 そんな「日常」は維持していましたが、心の奥底では夫を憎んでいました。

何より苦しかったのは、「こんなに憎んでいるのに、離婚に踏み切れない自分」に腹を立てていたことです。

41歳の時、ついに限界を迎えました。 19年続けてきたフルタイムの仕事も続けられないほど、心と体がボロボロになったのです。
その後、私はあるカウンセリングに出会いました。 そこで「自分が本当に願っていること」を軸に生きる決意をしたことで、ようやく、止まっていた時間が動き始めたのです。

前置きが長くなりましたね。 どん底にいた私が、どうやってその状況を乗り越えていったのか。その具体的な流れをお話しします。

1.人生全体の「生きづらさ」に向き合う決意「夫婦の問題」は「人生の氷山の一角」だった

どん底にいた私を救ったのは、「夫とどうなるか」という答えを探すのをやめたことでした。
私は、夫婦仲という狭い枠を飛び越え、「自分の人生全体の生きづらさ」に向き合い始めました。カウンセリングを通して、幼少期からの出来事を一つひとつ丁寧に紐解いていったのです。
そこで気づいたのは、私を苦しめていたのは夫ではなく、私自身の中にあった「自分を縛り付ける価値観」だったということでした。

2. 葛藤を解放:感謝と、自分への苛立ち

自分自身の過去を丁寧に紐解いたとき、私の心には二つの正反対な感情が同時に芽生えました。
一つは、「自分に関わってくれた人への感謝」です。 経済的に苦しく寂しかった幼少期。でも実は、近所のおばさんが面倒を見てくれたり、年下の女の子が「一緒に遊ぼ」と声をかけてくれました。

でもその時は、「ありがとう」の一言が言えなかったし………。
「仲良くすること」ができなかった……….。

本当は、お母さんに遊んでほしかっただけだったのかもしれない。

その満たされない想いが周囲との関係を閉ざしていたのかの知れないという気づき。

凍りついていた心が溶け、これまで受け取ってこなかった「人の温かさ」が、ようやく私の中に流れ込んできたのです。

もう一つは、「過去の自分への激しい苛立ち」です。
「人の優しさを、当たり前だと思っていたこと…..」
「人を突っぱねる行動をとっていたこと……」

人の温かさを素直に受け取れず、自分から壁を作って孤独になっていた自分。その未熟さと、本当は「親から抱きしめてもらいたかった…….。」という、身がよじれるような想いが湧き上がりました。

大人になりカウンセリングを受けたことで、「人への感謝」「幼少期の寂しさ」を受け入れることができました。

3. 結論:大切にしたいものが見えると、答えは勝手についてくる

「これからどういう人生を生きたいか?」
「何を大切に生きていきたいか?」
その問いの先に、私が見つけた答えはとてもシンプルなものでした。 「自分に関わってくれた人へ感謝をしたい。人を大切にしたい」

自分が大切にしたい軸がはっきりした時、あれほど悩んでいた「夫婦関係をどうすべきか」という答えは、探さなくても自然とそこにありました。相手を正すためでも、不安から逃げるためでもなく。 自分が「人を大切にする人生」を歩むために、今、目の前の相手とどう関わりたいか。自分自身の願いに立ち返るだけで、迷いは消えていったのです。それが、私が見つけた本当の幸せの道でした。

夫との関係が修復したから幸せなのではなく、自分が大切にしたいものが見えたことで夫とどう関わればいいのか、自分で気づけたから幸せなのだと思います。
自分の弱さ、夫の弱さ、人間の弱さを想像する力が育ったことで、人間関係も楽になったような気もします。

私の体験談の内容はさておき、大事なことは、どんな人でも、本当は心の奥に「大切にしたい想い」を持っているということです。ただ、それを一人で思い出すのは、とても難しいことが多いのです。でも安全なアプローチをすれば、呼び覚ますことが可能だと思って、日々カウンセリングに向き合っています。

「誰にも言えない今の苦しみ、言葉にするだけで心が軽くなることがあります。 まずは、こちらから繋がってみませんか?」