自分の感情がわからない方へ│気持ちに気づく3つのステップ


こんにちは。
自分らしさ回復カウンセリング
心理カウンセラーの田中ここみです。


こんなお悩み、ありませんか?
✅「今、自分が何を感じているのかわからない」
✅「嬉しいのか、悲しいのか、よくわからない」
✅「感情が麻痺しているような気がする」
誰かに「どう思う?」と聞かれても、答えられない。 自分の気持ちなのに、まるで他人事のように感じてしまう。

そんな自分に、戸惑っていませんか?

「私っておかしいのかな…」

いいえ、そんなことはありません。 感情がわからないのには、ちゃんと理由があります。

本当の原因と解決方法

実は、自分の感情がわからないのは、子どもの頃に感情にフタをする癖がついたからなんです。

「泣いてはダメ」 「怒ってはダメ」 「いい子でいなさい」

そんな言葉を繰り返し受け取ってきた結果、私たちは感情を感じる前に、無意識に抑え込むようになりました。

それは、子どもの頃のあなたが生き抜くために選んだ、大切な方法だったんですよね。

でも、大人になった今は、もう大丈夫。
感情のフタは、少しずつ開けていくことができます。

そのために、次の3つのステップを試してみてください。

ステップ①:体の感覚に意識を向ける
ステップ②:「今、心地よい? 不快?」と問いかける
ステップ③:その感覚に「◯◯だね」と声をかける

難しく考える必要はありません。
まずは、自分の「体」に耳を傾けることから始めましょう。

なぜ、体の感覚なのか?

なぜなら、感情は必ず「体」に現れるからです。私たちは、頭で考えすぎてしまうと、感情を感じられなくなります。

「これくらいで悲しんじゃダメ」
「怒るほどのことじゃない」

そうやって頭で判断してしまうと、本当の気持ちが埋もれてしまうんです。

でも、体は正直です。

胸がぎゅっと締め付けられる。
肩がこわばる。
お腹が重たい。

これらはすべて、あなたの感情が「サイン」を送っている証拠です。

感情は消えたわけではありません。
体の中に、ちゃんと存在しています。

だからこそ、まず体の感覚に気づくことが、感情を取り戻す第一歩になります。

過去と現在の変化

少し、私の話をさせてください。
私も以前は、自分の感情がわかりませんでした。

誰かに「どう思った?」と聞かれても、言葉が出てこない。
嬉しいはずの出来事でも、心がついていかない。
まるで、自分の心だけが置き去りにされているような感覚でした。

私自身がカウンセリング受けていた時の事です。
「今、体のどこに何を感じますか?」と聞かれました。

最初は戸惑いました。
でも、意識を向けてみると、胸のあたりが苦しかったんです。

「胸が苦しいですね」 そう伝えると、カウンセラーさんが静かに言いました。「それが、あなたの『悲しみ』かもしれませんね」と言ってくれました。

私は、ずっと悲しかったのかもしれない。
でも、それに気づいていなかったんだ。

そう思った瞬間、涙があふれ、同時に心が少し軽くなりました。



その後、少しずつ感情に気づけるようになり、自分自身を客観的にみることも出来るようになっていきました。

すると、私の人生は少しずつ変わりましたね。

無理をしなくなった。
嫌なことに「NO」と言えるようになった。
自分を大切にできるようになった。

感情がわかるって、こんなにも「自分を大切にすること」だったんだと、今は心から思います。

今日からできる、小さな一歩

まずは、1日1回でいいんです。

朝起きたとき。 お昼ご飯を食べたあと。 夜、布団に入る前。

どんなタイミングでもいいので、自分に問いかけてみてください。

「今、体のどこかに感覚がある?」 「心地いい? それとも、ちょっと不快?」

答えは、シンプルでOK。

「胸がモヤモヤしてる」 「肩が軽い」 「なんだか、ほっとしてる」

それだけで十分です。

感情に「正解」はありません。 あなたが感じたことが、すべて「正しい」んです。

小さな気づきを積み重ねていくうちに、あなたの心は少しずつ開いていきます。

あなたへ、心からのメッセージ

自分の感情がわからなくても、大丈夫です。

それは、あなたが鈍感なわけでも、冷たい人間なわけでもありません。

子どもの頃、感情にフタをすることで、あなたは必死に自分を守ってきたんです。

その頑張りを、まず認めてあげてください。

そして、もう大丈夫だよと、自分に伝えてあげてください。

今日から少しずつ、自分の心に耳を傾けていけば、必ず変わります。

一人で悩まなくて大丈夫です

「もっと深く、自分の感情と向き合いたい」
「誰かに話を聞いてほしい」

そう感じたら、一人で抱え込まないでくださいね。

私のカウンセリングでは、あなたのペースに合わせて、感情に気づくお手伝いをしています。

無理に話さなくても大丈夫です。
ゆっくり、一緒に進んでいきましょう。
まずは、お気軽にお問い合わせください。