あなたは、こんなふうに感じていませんか?
- 相手の顔色を常に伺ってしまう
- 「NO」が言えず、頼まれごとを断れない
- 些細なことで「嫌われたかも…」と不安になる
考え出すと、次から次へと不安や悩みが湧いてきますよね。
多くの方は、これを 「性格の問題」 だと思い込んでしまいます。
「私は気にしすぎる性格なんだ」そんなふうに、自分を責めていませんか?
でも——実は、これは「性格の問題」ではありません。
幼少期の生き残り戦略

結論から言うと、あなたの疲れやすさは「幼少期に身につけた心のクセ」を見つめ直すと軽くなります。
これは 「性格の問題」ではなく、ただ、心の扱い方を知らなかっただけなんです。
なぜなら、人間関係で疲れやすい人の多くは幼少期の“生き残り戦略” を大人になっても続けているからです。
・親の機嫌を読む
・怒られないように調整する
・本音を抑えて合わせる
子どもにとっては、それが“その家庭で生きていく最善の方法”だったからです。
大人になって環境が変わっても、この戦略だけが無意識に残り続けてしまう。
その結果、本当の自分でいられないので疲れ果ててしまう のです。
私の実体験

少し、私自身の話をさせてください。
私は、ごく一般的な家庭に育ちました。特別な出来事があったわけではありません。
それでも私は、親の態度や言葉を敏感に察知しながら生きていました。
父はしつけに厳しく、怒ることも多い人でした。
子どもだった私は、「叱る」と「怒る」の違いがわからなかった。
ただ、怒られないように顔色を伺うことが私にとっての“生き残る方法”だったのです。
大人になってからの苦しみ

幼少期に身につけた心のクセを抱えたまま、大人になった私。
「人間関係に疲れる→人と関わることが苦→人が嫌い」
ここまでいってしまいました💦
あるときストレス過多で、震えや動機が現れ、ついに限界がやってきました。
心が限界になったことは最悪でしたが、「この震えやドキドキを克服したい」という気持ちがありました。
誰かに頼らなければ解決しない!ことはわかっていましたが、なんせ人が嫌いですから、心を許して相談できる人はいませんでした。
そこで、全く知らないカウンセラーさんに相談することにしたのです。
転機となったカウンセリング

心療内科に行く勇気はなかったけれど、オンラインなら…と、あのときは勇気を出しました。
そのカウンセリングで初めて、子ども時代の抑圧された気持ちが、今の生きづらさにつながっていた。ということに気づいたんです。
そこから私は、当時の自分の気持ちに寄り添い続けました。
「苦しかったね」
「怖かったよね」
すると、胸の奥がじんわり温かくなるような、小さな“安心感”が芽生え始めたんです。
安心感が生まれてから、私の人間関係は少しずつ変わりました。
・相手の顔色を読むクセが減った
・嫌なことはやんわり断れるようになった
・人といても疲れにくくなった
・“自分らしさ”を守りながら関われるようになった
以前の私は、「人と関わる=気を張る」状態でしたが、今は自然体のまま安心して人と向き合えるようになりました。
すると「人間関係は思ったほど悪くない」そう感じられるようになり、気づいたら、周りとの関係は“温かいもの”に変わっていきました。
あなたが人間関係で疲れやすいのは、「性格の問題」ではありません。
ただ、子ども時代に身につけた生き方が、そのまま残っているだけ。
その方法は当時のあなたを守ってくれました。でも今は、もう必要ありません。
今のあなたには、選択肢があります。
相手の顔色をうかがわなくても大丈夫です。
嫌なことを断っても大丈夫です。
あなたが“自分らしさ”を取り戻していける未来を、心から願っています。
